源泉票②

サラリーマンが、年末又は年初に入手される源泉徴収票には、多くの情報が記載されている事を以前ご紹介しました。
具体的に見てゆくと、まず、住所の下に書かれている①「支払金額」、これはその方の1年間の給与総額（年収）を表します。次に、その隣の②「給与所得控除後の金額」、これはサラリーマンにも必要経費を概算で認め、その必要経費控除後の金額（給与所得）を表します。ちなみに年末調整をしていない方は、ここが空欄になります。そして、③「所得控除の額の合計額」、②の給与所得控除後の金額から控除する社会保険料の金額や扶養控除の金額の合計額です。最後に、右端の④「源泉徴収税額」は、その方の年間所得税額を表します。計算方法は、（②-③）×税率-控除額です。
会社設立　会計事務所

お勤めの方の確定申告

サラリーマンの所得税は、毎月の給与から源泉徴収されます。そして、年末調整により、1年間の所得税が精算され、納付又は還付されます。これら一連の手続きは通常、勤め先の会社がやってくれる為、サラリーマンが自分自身で確定申告を行う必要はありません。
ただし、幾つかのケースにおいては、サラリーマンが自分で確定申告をする必要があります。
例えば、①初めて住宅ローンの控除を受ける年②給与の年間収入金額が2,000万円を超える人③給与・退職所得以外の所得が20万円超である人④2つの会社から一定額以上の給与を貰っている人等。
これらの人達は、自ら税務署に行くなどして確定申告をする必要があります。
月次決算　会計事務所

代筆

先日、「会計事務所向けにコラムのネタを提供する。」という情報提供会社からのダイレクトメールを受取りました。具体的な内容としては、会計事務所が月額1万円程度を情報提供会社へ支払うと、その会社が顧問先向けの簡単な税務や会計等に関するコラムを代理で作成してくれて、会計事務所へメールで配信するというものです。メールを受け取った会計事務所は、そのコラムをそのまま事務所ニュースとして顧問先へ配信したり、自社のブログに掲載したりします。
すると・・ネット上で全く関係のない複数の会計事務所が、同じ文章を自社のブログとして掲載しているということもあり得るのではないでしょうか・・
会計事務所　立川市

源泉票

お勤めの方は、年末か年明けに1年間の給与とその所得税等を計算した源泉徴収票を会社から渡されると思います。年の途中で退職された方は、退職時に既に貰っているかもしれません。何気なく受け取っているこの小さな用紙の源泉徴収票には多くの情報が書かれています。
住所・氏名・生年月日・外国人か・障害者かなどの個人情報はもちろん、年収、年末調整をしているかどうか、その人の1年間の所得税の金額、どのような扶養者（配偶者・老人・障害者）がいるか、配偶者の所得金額、生命保険に加入しているか、住宅ローンがあるか、国民年金の払いがあるか等々。
安易に捨てずに、自分自身の1年間の成績等を振り返ってよく見てみてはいかがでしょうか？

電卓占い

会計人は、皆それぞれ愛用の電卓を持っています。税理士試験では電卓を打つスピードもある程度必要となる為、受験生はこだわりを持って使いやすい電卓を選びます。一般的なのが、12桁のシャープやカシオの電卓でしょうか。
先日、インターネット上で面白い電卓を見つけました。それは、もちろん通常の電卓として使えるのですが、その他に、人間関係を計算できる機能が付いています。人間関係の計算といっても、生年月日を基にした占い的な遊びの機能で、取引先さんとの話しのネタにはおもしろいかもしれません。具体的には、2人分の生年月日を入力し、2人の相性を大人関係、恋愛関係、仕事関係、友情関係の面からそれぞれ診断するというものです。
ちなみにその電卓は。遊び心がある為か8桁でした。
会社設立　立川市